愛宕神社

住所 〒105-0002 東京都港区愛宕1丁目5−3
電話 +81 3-3431-0327
公式サイト http://www.atago-jinja.com/

愛宕神社とは

愛宕神社は、東京都港区愛宕一丁目に鎮座する神社です。標高26メートルの愛宕山の山頂に位置し、江戸時代には江戸の町を一望できる景勝地として知られていました。

慶長8年(1603年)、江戸幕府を開いた徳川家康の命により創建されました。京都の愛宕神社を勧請し、江戸の防火・防災の守護神として崇敬を集めてきた歴史ある神社です。

御祭神とご利益

主祭神は火産霊命(ほむすびのみこと)で、火の神として知られています。相殿には罔象女命(みずはのめのみこと)、大山祇命(おおやまづみのみこと)、日本武尊(やまとたけるのみこと)、将軍地蔵尊、普賢大菩薩が祀られています。

主なご利益:

  • 防火・火災除け
  • 商売繁盛
  • 出世開運
  • 縁結び
  • 印刷・コンピュータ関係の守護

特に防火のご利益は江戸時代から有名で、現在も飲食店関係者や消防関係者の参拝が絶えません。また「出世の石段」の伝説から、ビジネスパーソンの参拝も多く見られます。

出世の石段の伝説

愛宕神社で最も有名なのが、正面参道の急勾配な石段です。86段あるこの石段は「出世の石段」「男坂」と呼ばれ、傾斜角度は約40度にも達します。

曲垣平九郎の故事

寛永11年(1634年)、三代将軍徳川家光が愛宕山を訪れた際、山頂に咲く梅の花を「誰か馬で取ってこられる者はいないか」と家臣に命じました。急勾配の石段を見て誰もが躊躇する中、讃岐丸亀藩の家臣・曲垣平九郎が見事に馬で石段を駆け上がり、梅の枝を献上して駆け降りました。

この功績により、平九郎は「日本一の馬術の名人」として名を馳せ、その後出世したと伝えられています。この故事から「出世の石段」と呼ばれるようになりました。

参拝のポイント

石段の登り方

出世の石段は急勾配のため、登る際は手すりをしっかり持ち、一段一段確実に足を運ぶことが大切です。特に雨天時や冬季は滑りやすいため注意が必要です。体力に自信のない方や足腰に不安のある方は、社殿裏手にある緩やかな女坂(エレベーター経由)を利用できます。

登拝のコツ:

  • 動きやすい靴で訪れる(ヒールは避ける)
  • 手すりを活用する
  • 無理せず自分のペースで登る
  • 降りる時は特に慎重に

境内の見どころ

本殿: 昭和33年(1958年)に再建された社殿。戦災で焼失した旧社殿を復興したものです。

招き石: 本殿前にある丸い石。撫でると福を招くとされています。

将軍梅: 曲垣平九郎の故事にちなんだ梅の木が境内に植えられています。

太郎坊社: 愛宕山の地主神を祀る末社。猿田彦神が祀られており、道開きのご利益があります。

福寿稲荷社: 商売繁盛・家内安全のご利益で知られる境内社です。

おすすめの参拝時間

早朝(7時~8時頃)は参拝者が少なく、静かに参拝できます。また、ビジネス街に位置するため、平日の昼間は近隣で働く人々の参拝が多く見られます。週末の午前中も比較的ゆっくり参拝できる時間帯です。

授与品・お守り

愛宕神社では、火災除けや商売繁盛に関するお守りが人気です。

  • 火防守: 火災除けの代表的なお守り
  • 勝守: 出世開運・仕事運向上のお守り
  • 縁結び守: 良縁成就のお守り
  • 御朱印: 通常の御朱印のほか、季節限定の御朱印も授与されます

アクセス情報

電車でのアクセス

最寄り駅:

  • 東京メトロ日比谷線「神谷町駅」3番出口より徒歩5分
  • 東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」1番出口より徒歩8分
  • 都営三田線「御成門駅」A5出口より徒歩8分
  • JR「新橋駅」より徒歩約20分

神谷町駅からが最も近く、駅を出て愛宕通りを西へ進むと、右手に出世の石段が見えてきます。

車でのアクセス

首都高速都心環状線「霞が関IC」より約5分。ただし、神社専用の駐車場はありません。周辺のコインパーキングを利用する必要があります。愛宕グリーンヒルズなど近隣の商業施設の駐車場が利用可能です。

参拝情報

住所: 〒105-0002 東京都港区愛宕一丁目5番3号

参拝時間: 境内自由(社務所は9:00~17:00頃)

拝観料: 無料

公式サイト: 最新の情報は公式ウェブサイトでご確認ください

周辺の見どころ

愛宕神社周辺には、NHK放送博物館(徒歩3分)や虎ノ門ヒルズ(徒歩10分)などがあります。また、愛宕グリーンヒルズには飲食店も多く、参拝後の食事にも便利です。東京タワーも徒歩圏内(約15分)にあり、合わせて観光することもできます。

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