皇大神宮別宮 伊雜宮(いざわのみや)

住所 〒517-0208 三重県志摩市磯部町上之郷374
電話 +81 599-55-0038
公式サイト https://www.isejingu.or.jp/about/outerbetsugu/

伊雜宮とは

伊雜宮(いざわのみや)は、三重県志摩市磯部町に鎮座する伊勢神宮内宮(皇大神宮)の別宮です。天照大御神の御魂(みたま)である天照坐皇大御神御魂(あまてらしますすめおおみかみのみたま)を御祭神としてお祀りしています。

志摩国の一宮として約2000年の歴史を持ち、「遠く離れた宮」を意味する「磯部の大神宮さん」として地元で親しまれています。

神宮別宮としての格式

伊勢神宮の14の別宮の中でも特に重要な位置を占め、内宮・外宮に次ぐ格式を持つとされています。20年に一度の式年遷宮も内宮・外宮と同様に執り行われます。

御田植祭 – 日本三大田植祭の一つ

祭りの概要

毎年6月24日に斎行される「御田植祭(おたうえまつり)」は、香取神宮(千葉県)、住吉大社(大阪府)と並ぶ日本三大田植祭の一つです。国の重要無形民俗文化財に指定されており、1000年以上の伝統を誇ります。

祭りの見どころ

  • 竹取神事: 祭りのクライマックスで、大団扇を奪い合う勇壮な神事
  • 太鼓打ち: 独特のリズムで打ち鳴らされる伝統の太鼓
  • 早乙女による田植え: 白装束の早乙女たちが御料田で苗を植える優雅な所作
  • 踊り込み: 色鮮やかな衣装を身にまとった参加者による奉納

社殿と境内の特徴

簡素な美しさ

伊雜宮の社殿は、伊勢神宮特有の神明造(しんめいづくり)で建てられています。装飾を排した簡素な木造建築ですが、その凛とした佇まいに神聖な雰囲気が漂います。

境内の見どころ

  • 御料田: 社殿前に広がる神田で、御田植祭の舞台となる
  • 巾着楠: 樹齢数百年とされる御神木の大楠
  • 手水舎: 清らかな水で心身を清める場所

参拝のポイント

参拝作法

  1. 鳥居をくぐる前に一礼
  2. 手水舎で手と口を清める
  3. 拝殿前で二拝二拍手一拝
  4. 御料田や御神木も併せて参拝

参拝の心得

伊雜宮は内宮の別宮として、天照大御神の「和魂(にぎみたま)」をお祀りしています。内宮参拝と合わせて訪れることで、より深い参拝体験が得られます。

おすすめの参拝時間

早朝の静謐な時間帯が特におすすめです。観光客が少なく、神聖な空気を存分に感じられます。

ご利益

主なご利益

  • 五穀豊穣: 御田植祭に象徴される農業・豊作の神徳
  • 産業発展: 海の幸に恵まれた志摩の地の守護神として
  • 家内安全: 天照大御神の御魂による加護
  • 心願成就: 古来より多くの参拝者の願いを聞き届けてきた霊験

特に信仰を集める理由

漁業や農業に携わる人々からの信仰が篤く、志摩地方の産業守護神として崇敬されています。

アクセス情報

電車でのアクセス

  • 近鉄志摩線「上之郷駅」から徒歩約3分
  • 名古屋方面から:近鉄特急で約2時間30分
  • 大阪方面から:近鉄特急で約3時間

車でのアクセス

  • 伊勢自動車道「伊勢西IC」から約40分
  • 伊勢神宮内宮から車で約30分
  • 無料駐車場あり(約30台)

参拝時間

  • 1月~4月、9月:午前5時~午後6時
  • 5月~8月:午前5時~午後7時
  • 10月~12月:午前5時~午後5時
  • 年中無休

周辺の見どころ

合わせて訪れたいスポット

  • 伊勢神宮内宮: 車で約30分、参拝の本拠地
  • 志摩スペイン村: 車で約15分、テーマパーク
  • 横山展望台: 車で約20分、英虞湾を一望できる絶景スポット
  • 磯部の御神田: 御田植祭が行われる神聖な田んぼ

まとめ

伊雜宮は、伊勢神宮内宮の別宮として2000年の歴史を持ち、日本三大田植祭の舞台となる格式高い神社です。簡素ながら神聖な木造社殿、毎年6月の勇壮な御田植祭、五穀豊穣や産業発展のご利益で知られています。近鉄上之郷駅から徒歩3分とアクセスも良好。伊勢神宮参拝の際には、ぜひ足を延ばして訪れたい別宮です。

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