高良大社とは
高良大社(こうらたいしゃ)は、福岡県久留米市の高良山(標高312m)山頂付近に鎮座する筑後国一之宮です。創建は履中天皇元年(400年)と伝えられ、1600年以上の歴史を誇ります。主祭神は高良玉垂命(こうらたまたれのみこと)で、八幡大神、住吉大神を配祀しています。
建築の見どころ
本殿の茅葺き屋根は、神社建築としては九州最大級の規模を誇ります。江戸時代初期(1660年)に久留米藩主・有馬頼利によって再建されたもので、国指定重要文化財に指定されています。
華麗な木彫りの天井は、拝殿内部の最大の見どころです。色彩豊かな花鳥風月の彫刻が施され、江戸時代の職人技術の粋を今に伝えています。特に中央部分の龍の彫刻は圧巻の迫力です。
参拝のポイント
四季折々の景観
春(4月下旬~5月上旬)には、参道から境内にかけて約4,000本のツツジが咲き誇ります。久留米つつじの名所として知られ、赤、ピンク、白、紫と色とりどりの花が参拝者を迎えます。
秋(11月中旬~下旬)は紅葉の名所としても人気で、境内のモミジやイチョウが色づき、茅葺き屋根との調和が美しい景観を作り出します。
境内の見どころ
- 大鳥居:山麓から続く表参道の入口に立つ朱塗りの大鳥居
- 神籠石(こうごいし):古代山城の遺構で国指定史跡
- 奥宮遥拝所:さらに山頂の奥宮を拝む場所
- 御神木:樹齢数百年を超える巨大なクスノキ
ご利益
高良大社は厄除け・延命長寿のご利益で広く信仰を集めています。特に以下のご利益が知られています:
- 厄除開運:九州屈指の厄除けの神様として崇敬される
- 延命長寿:高良玉垂命の神徳による長寿祈願
- 家内安全:一家の安泰と繁栄
- 交通安全:古くから旅の安全を守る神として信仰
- 安産祈願:子授け・安産のご利益
毎年1月8日の鬼夜(おによ)祭は日本三大火祭りの一つで、巨大な松明を担いで厄を払う勇壮な神事として有名です。
アクセス
電車・バス利用
- JR久留米駅から西鉄バス「1番・2番系統」で約20分、「御井町」下車、徒歩約20分
- 西鉄久留米駅から西鉄バス「1番系統」で約15分、「御井町」下車、徒歩約20分
- 「御井町」バス停から山頂の本殿まで徒歩約20分(参道の石段約300段)
車利用
- 九州自動車道「久留米IC」から約20分
- 駐車場:無料駐車場あり(約100台、本殿近くまで車で上がれます)
参拝時間
- 参拝自由(社務所は9:00~17:00)
- 所在地:福岡県久留米市御井町1番地
- 電話:0942-43-4893
周辺情報
高良山は久留米市街を一望できる絶景スポットでもあり、晴れた日には有明海や雲仙岳まで見渡せます。山麓には高良山茶屋があり、参拝後の休憩に最適です。
