鹿島神社(茨城県小美玉市)

鹿島神社(茨城県小美玉市)
創建年 (西暦) 1883
住所 〒314-0031 茨城県鹿嶋市宮中2306−1
公式サイト http://kashimajingu.jp/

鹿島神社(茨城県小美玉市)完全ガイド|御祭神・アクセス・歴史を徹底解説

茨城県小美玉市には複数の鹿島神社が鎮座しており、それぞれが地域の歴史と深く結びついています。本記事では、小美玉市内の主要な鹿島神社について、御祭神、祭事、アクセス方法、歴史的背景など、参拝に役立つ情報を網羅的に解説します。

小美玉市の鹿島神社について

小美玉市は茨城県の中央部に位置し、霞ヶ浦の北西に広がる地域です。この地には複数の鹿島神社が存在し、それぞれが地域の総鎮守として古くから信仰を集めてきました。

主な鹿島神社としては、下馬場に鎮座する鹿島神社、下吉影の宮脇鹿島神社、羽鳥の鹿島神社などがあり、いずれも鹿島信仰の広がりを示す重要な神社です。

鹿島信仰と小美玉市

鹿島信仰は、茨城県鹿嶋市の鹿島神宮を総本社とする信仰で、武神・武甕槌命(たけみかづちのみこと)を祀ります。小美玉市の鹿島神社も、この鹿島大神の分霊を勧請して創建されたと伝えられています。

伝承によれば、鹿島の大神が東海より霞ヶ浦に入り、薗部川を遡って各地に来臨されたとされ、この地域における鹿島信仰の深さを物語っています。

御祭神

小美玉市の鹿島神社で祀られている主な御祭神は以下の通りです。

主祭神:武甕槌命(たけみかづちのみこと)

武甕槌命は日本神話における最強の武神として知られ、国譲りの際に大国主命と交渉した神として『古事記』『日本書紀』に記されています。剣の神、雷神としての性格も持ち、武道の神、勝負運の神として広く信仰されています。

御神徳

  • 武運長久・必勝祈願:武神としての性格から、勝負事や競技での成功を祈願
  • 厄除け・災難除け:強力な神威により邪気を祓い清める
  • 家内安全・地域守護:総鎮守として地域全体を守護
  • 交通安全:旅の安全を守護する神としても信仰される

祭り・行事一覧(2026年度)

小美玉市の鹿島神社では、年間を通じて様々な祭事が執り行われています。以下は一般的な年間祭事の予定です。

主な年間祭事

1月

  • 元旦祭(1月1日):新年を祝い、一年の平安を祈願
  • 歳旦祭:年の初めに国家安泰と氏子の繁栄を祈る

2月

  • 紀元祭(2月11日):建国記念の日に合わせた祭事
  • 祈年祭:五穀豊穣を祈る春の大祭

4月

  • 春季例祭:春の訪れを祝い、地域の発展を祈願

7月

  • 夏越の大祓:半年間の罪穢れを祓い清める神事

9月~10月

  • 秋季例祭:収穫を感謝し、地域の繁栄を祈る最も重要な祭事
  • 神幸祭:神輿渡御が行われる場合もある

11月

  • 新嘗祭(11月23日):新穀を神に奉納し、収穫に感謝
  • 七五三詣:子供の成長を祝う参拝期間

12月

  • 大祓式(12月31日):一年の罪穢れを祓い清める
  • 除夜祭:年越しの神事

※祭事の日程は年度により変更される場合があります。参拝前に最新情報をご確認ください。実際の開催日時については、当該施設または茨城県神社庁にお問い合わせください。

鎮座地

小美玉市内の主な鹿島神社の所在地は以下の通りです。

鹿島神社(下馬場)

住所:茨城県小美玉市下馬場530

下馬場の鹿島神社は、かつて「馬場の宮」と呼ばれ、あたり一帯の総鎮守格の神社として崇敬されてきました。大同二年(807年)の創建と伝えられ、現在の社殿は明治十六年(1883年)に改築されたものです。

長禄元年(1457年)には小河の城主・園部兼房公が神田を寄進し、以降歴代の城主も先例にならって崇敬を続けました。明治五年(1873年)には郷社に列せられています。

境内には珍しい陶製の狛犬があり、参拝者を出迎えてくれます。

鹿島神社(下吉影・宮脇)

住所:茨城県小美玉市下吉影899(字宮脇)

通称「宮脇鹿島神社」と呼ばれ、同名の神社と区別されています。国道50号線(メロンロード)沿いからアクセスでき、「貝谷公民館」または「小美玉市消防団第11分団」付近から西側の道路に入り、北へ進んだ場所に鎮座しています。

延喜式神名帳にも記載がある歴史あるお社との見解もあり、古くからこの地域の信仰を集めてきました。

鹿島神社(羽鳥)

住所:茨城県小美玉市羽鳥916

羽鳥地区に鎮座する鹿島神社で、羽鳥駅から徒歩圏内にあります。地域の氏神として、羽鳥地区の住民に親しまれています。

最寄駅・路線

小美玉市の鹿島神社へのアクセスは、鉄道利用の場合、以下の駅が最寄りとなります。

JR常磐線

羽鳥駅

  • 鹿島神社(羽鳥)まで:徒歩約16分(約1.3km)
  • 鹿島神社(下馬場)まで:徒歩約30分、またはタクシー利用推奨
  • 鹿島神社(下吉影)まで:タクシー利用推奨

羽鳥駅は小美玉市の主要駅で、常磐線の普通列車が停車します。上野方面からは取手駅経由でアクセスできます。

石岡駅

  • 各鹿島神社まで:タクシーまたはバス利用

石岡駅からは、小美玉市方面へのバス路線があります。

自動車でのアクセス

常磐自動車道

  • 石岡小美玉スマートICから約10~15分
  • 千代田石岡ICから約15~20分

国道50号線

  • メロンロード沿いに位置し、水戸方面・土浦方面からアクセス良好

各神社には参拝者用の駐車場が設けられている場合が多いですが、祭事期間中は混雑する可能性があります。

最寄のバス停・路線

小美玉市内の公共交通機関として、以下のバス路線が利用できます。

茨城交通バス

石岡駅~小川方面

  • 下馬場付近にバス停あり
  • 鹿島神社(下馬場)へのアクセスに便利

小美玉市コミュニティバス「みのーれ」

小美玉市では、市内各地を結ぶコミュニティバス「みのーれ」が運行されています。

運行路線

  • 羽鳥ルート
  • 玉里ルート
  • 小川ルート

ルートや時刻表は小美玉市公式ウェブサイトで確認できます。事前に経路確認をしておくことをおすすめします。

※バスの運行本数は限られているため、時刻表を事前に確認し、余裕を持った計画を立てることをお勧めします。

歴史と由緒

創建の歴史

小美玉市の鹿島神社の多くは、平安時代初期の大同年間(806~810年)に創建されたと伝えられています。特に下馬場の鹿島神社は大同二年(807年)の創建とされ、1200年以上の歴史を持ちます。

伝承によれば、鹿島の大神が東海より霞ヶ浦に入り、薗部川を遡って馬場村の金輪田に来臨されたとされています。この伝承は、古代における水運を通じた信仰の伝播を示すものとして興味深いものです。

中世の崇敬

室町時代の長禄元年(1457年)、小河城主・園部兼房公が神田を寄進して以来、歴代の城主が崇敬を続けました。戦国時代においても、武神を祀る鹿島神社は武家の信仰を集め、地域の精神的支柱として機能していました。

近代以降

明治五年(1873年)、下馬場の鹿島神社は郷社に列せられ、公的にもその重要性が認められました。明治十六年(1883年)には社殿が改築され、現在に至る姿となっています。

昭和・平成を経て令和の現在も、地域の総鎮守として氏子や参拝者の信仰を集め続けています。

境内の見どころ

陶製の狛犬(下馬場)

下馬場の鹿島神社には、珍しい陶製の狛犬が安置されています。一般的な石造の狛犬とは異なる風情があり、参拝者の目を楽しませてくれます。

社殿建築

明治期に改築された社殿は、当時の建築様式を今に伝える貴重な建造物です。シンプルながらも風格のある佇まいは、長い歴史を感じさせます。

境内の自然

各神社の境内には、古木や季節の草花が見られ、四季折々の風情を楽しむことができます。特に秋の紅葉や春の新緑の時期は美しい景観が広がります。

参拝のマナーと作法

鹿島神社を参拝する際の基本的な作法をご紹介します。

参拝作法

  1. 鳥居をくぐる前に一礼:神域に入る前の礼儀として
  2. 手水舎で清める:左手、右手、口の順に清め、最後に柄杓の柄を清める
  3. 参道は端を歩く:中央は神様の通り道とされる
  4. 拝殿前での作法:二拝二拍手一拝が基本
  5. 退出時も一礼:鳥居を出た後、振り返って一礼

参拝時の服装

特別な規定はありませんが、神聖な場所であることを意識した服装が望ましいです。祭事に参列する場合は、よりフォーマルな服装が適切です。

御朱印について

御朱印の授与については、各神社により対応が異なります。常駐の神職がいない場合もあるため、御朱印を希望される方は事前に確認することをお勧めします。

近年では電子御朱印の取得が可能な神社も増えていますが、小美玉市の鹿島神社での対応状況については、各神社または茨城県神社庁にお問い合わせください。

周辺の観光スポット

小美玉市の見どころ

茨城空港

  • 小美玉市に立地する茨城県の空の玄関口
  • 展望デッキからの眺望が人気

空のえき そ・ら・ら

  • 茨城空港に隣接する観光施設
  • 地元の特産品やグルメが楽しめる

霞ヶ浦

  • 日本第二位の湖面積を誇る湖
  • サイクリングや水辺の散策が楽しめる

近隣の神社仏閣

常陸国総社宮(石岡市)

  • 常陸国の総社として格式高い神社
  • 小美玉市から車で約20分

鹿島神宮(鹿嶋市)

  • 鹿島信仰の総本社
  • 小美玉市から車で約40分

小美玉市について

小美玉市は、平成18年(2006年)に小川町、美野里町、玉里村が合併して誕生した市です。茨城県のほぼ中央に位置し、農業が盛んな地域として知られています。

特に鶏卵の生産量は日本一を誇り、「たまごのまち」としてブランド化を進めています。また、茨城空港の立地により、観光の拠点としても注目されています。

アクセスマップと経路確認

各鹿島神社へのアクセスは、スマートフォンの地図アプリで「鹿島神社 小美玉市」と検索し、目的の神社を選択することで、現在地からの経路確認が可能です。

カーナビゲーションを利用する場合は、住所または電話番号(神社によっては登録がない場合もあります)で検索してください。

参拝時の注意点

  • 参拝時間:基本的に日中の参拝を推奨。夜間の参拝は控えましょう
  • 駐車場:台数に限りがある場合があります。祭事期間中は特に注意
  • 写真撮影:境内での撮影は可能ですが、他の参拝者への配慮を忘れずに
  • ペット同伴:基本的に控えるのがマナーです
  • ゴミ:必ず持ち帰りましょう

まとめ

茨城県小美玉市の鹿島神社は、古代から続く鹿島信仰の広がりを示す歴史ある神社です。武甕槌命を御祭神として祀り、武運長久、厄除け、家内安全などの御神徳があります。

複数の鹿島神社が市内に点在しており、それぞれが地域の総鎮守として大切にされています。JR常磐線羽鳥駅が最寄駅となり、自動車でのアクセスも良好です。

年間を通じて様々な祭事が執り行われ、特に秋季例祭は地域の重要な行事となっています。参拝の際は、基本的な作法を守り、静かに心を込めてお参りすることで、神様との良いご縁を結ぶことができるでしょう。

小美玉市を訪れた際には、ぜひ鹿島神社にお参りし、長い歴史と地域の人々の信仰心に触れてみてください。

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近隣の神社仏閣