厳島神社(兵庫県西宮市上之町390)

厳島神社(兵庫県西宮市上之町390)
創建年 (西暦) 1637
住所 〒663-8021 兵庫県西宮市上之町23−390番地(23番
公式サイト http://www.hyogo-jinjacho.com/data/6302018.html

厳島神社(兵庫県西宮市上之町390)完全ガイド:歴史・御祭神・アクセス・見どころを徹底解説

兵庫県西宮市上之町390に鎮座する厳島神社は、瓦木中学校の東側に位置する静かな神社です。西宮市内には複数の厳島神社が存在しますが、この上之町の厳島神社は地域の氏神様として長い歴史を持ち、緑豊かな境内と荘厳な鳥居が印象的な場所として知られています。

厳島神社の基本情報

所在地: 兵庫県西宮市上之町390
御祭神: 市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)
最寄駅: 阪急今津線「門戸厄神駅」より東へ約1km(徒歩約17分)
駐車場: あり(境内に若干のスペースあり)

市杵島姫命は水の神、海の神として信仰され、芸能や財福の神としても崇敬されています。広島県の厳島神社と同じ御祭神を祀っており、全国各地にある厳島神社の一社として地域に根ざした信仰を集めています。

厳島神社の歴史と由緒

創建時期について

厳島神社の創建由緒については詳細な記録が残されていませんが、重要な手がかりがあります。当時の領主である尼崎藩主・青山大蔵少輔幸成が上瓦林地内に上新田村を開発した寛永14年(1637年)の頃には、既に市杵島姫命を祀る厳島神社が鎮座していたと伝えられています。

このことから、当社の創建は1637年以前、つまり江戸時代初期かそれ以前にまで遡ると考えられています。400年近い、あるいはそれ以上の歴史を持つ由緒ある神社なのです。

地域開発と神社の関係

江戸時代初期、この地域では新田開発が盛んに行われました。上瓦林地内の上新田村開発に伴い、地域の守り神として厳島神社が重要な役割を果たしてきたと推測されます。新しく開拓された土地に住む人々にとって、神社は精神的な拠り所であり、コミュニティの中心でもありました。

水の神である市杵島姫命を祀ることは、農業用水の確保や水害からの保護を願う当時の人々の切実な思いを反映していると考えられます。

御祭神:市杵島姫命について

市杵島姫命の神格

市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)は、日本神話に登場する宗像三女神の一柱です。宗像三女神は以下の三柱の女神から成ります:

  • 田心姫命(タゴリヒメノミコト)
  • 湍津姫命(タギツヒメノミコト)
  • 市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)

この三女神は天照大御神と素戔嗚尊の誓約(うけい)によって生まれた神々で、海上交通の守護神として古くから信仰されてきました。

市杵島姫命の御神徳

市杵島姫命は多様な御神徳を持つ神様として知られています:

  • 海上安全・交通安全:海の神として航海の安全を守護
  • 水難除け:水に関わる災害からの保護
  • 芸能上達:弁財天と同一視され、音楽や芸能の神
  • 財福招来:商売繁盛や金運向上
  • 美容・縁結び:美しい女神として美容や良縁の御利益

特に弁財天(弁才天)と習合したことで、七福神の一柱としても信仰され、多くの人々に親しまれています。

境内の見どころ

荘厳な鳥居

厳島神社の入口には荘厳な鳥居が立っています。この鳥居は神域への入口として、訪れる人々を静かに迎え入れます。鳥居をくぐる際には一礼し、神様への敬意を表すのが参拝の作法です。

緑豊かな境内

境内は木々が生い茂り、都市部にありながら静かで落ち着いた雰囲気が漂っています。特に春の新緑や秋の紅葉の時期には、自然の美しさを感じることができます。

「かなりの穴場です。静かであまり人も来ないのでゆっくりとした時間を感じます」という口コミがあるように、喧騒から離れて心を落ち着けるには最適な場所です。都会の喧騒を忘れ、ゆったりとした時間を過ごせる貴重なスポットとなっています。

遊具のある境内

この厳島神社の特徴的な点として、境内に遊具が設置されていることが挙げられます。神社でありながら子どもたちが遊べる空間があることで、地域の子どもたちにとって親しみやすい場所となっています。

神社が地域コミュニティの中心として機能し、世代を超えて親しまれている証といえるでしょう。子どもたちが遊びながら自然と神社に親しむことで、次世代への信仰の継承にもつながっています。

本殿と拝殿

本殿では市杵島姫命が祀られており、参拝者は拝殿から手を合わせてお参りします。参拝の際は以下の作法を心がけましょう:

  1. 鳥居をくぐる前に一礼
  2. 手水舎で手と口を清める
  3. 拝殿前で賽銭を入れる
  4. 二拝二拍手一拝の作法でお参り
  5. 帰る際も鳥居で一礼

アクセス方法

電車でのアクセス

阪急今津線「門戸厄神駅」が最寄駅です。

  • 門戸厄神駅出口1から東へ徒歩約17分(約1km)
  • 駅を出て東方向に進み、瓦木中学校を目指すとわかりやすいです
  • 瓦木中学校の東側に厳島神社が位置しています

徒歩17分という距離は、散策を楽しみながら向かうのに適した距離です。住宅街を抜ける道のりは、西宮の街並みを感じることができます。

車でのアクセス

  • 国道171号線から瓦木地区方面へ
  • カーナビには「兵庫県西宮市上之町390」と入力
  • 境内に若干の駐車スペースがありますが、台数に限りがあるため、近隣のコインパーキング利用も検討してください

周辺の目印

  • 瓦木中学校:神社のすぐ西側
  • 上之町バス停:神社の近く

西宮市内の他の厳島神社

西宮市には上之町の厳島神社以外にも厳島神社が存在します。主なものとして以下があります:

神呪厳島神社(かんのうげんじまじんじゃ)

所在地: 西宮市上甲東園4-7
特徴: 甲山の中腹に位置し、神呪寺に隣接する厳島神社

こちらは山岳信仰と結びついた厳島神社で、上之町の厳島神社とは異なる趣を持っています。

その他の厳島神社

西宮市内には合計で3ヵ所の厳島神社があるとされています。それぞれが地域の氏神様として、独自の歴史と信仰を持っています。

市杵島姫命への信仰が西宮市内で広く行われていたことの証であり、水の神への崇敬が地域に根付いていたことを示しています。

参拝のおすすめ時期と時間帯

四季折々の魅力

春(3月~5月)
新緑が美しく、境内の木々が芽吹く季節。清々しい空気の中で参拝できます。

夏(6月~8月)
木陰が涼しく、都会の暑さを忘れられる避暑スポットとして最適です。

秋(9月~11月)
紅葉が境内を彩り、落ち着いた雰囲気の中で参拝できます。

冬(12月~2月)
初詣の時期は多少混雑しますが、それ以外は静かで厳かな雰囲気を味わえます。

おすすめの時間帯

厳島神社は比較的人が少ない穴場スポットですが、より静かに参拝したい方には以下の時間帯がおすすめです:

  • 早朝(7時~9時頃):清々しい空気の中、静かに参拝できます
  • 平日の午前中:週末より人が少なく、ゆったりとした時間を過ごせます

地域における厳島神社の役割

氏神様としての機能

厳島神社は上之町地域の氏神様として、地域住民の精神的支柱となっています。氏神様とは、その土地に住む人々を守護する神様のことで、以下のような役割を果たしています:

  • 地域の安全と繁栄の祈願
  • 人生の節目における儀式(初宮参り、七五三など)
  • 地域コミュニティの結束の場
  • 伝統文化の継承

子どもたちの遊び場

境内に遊具があることで、神社は子どもたちにとって身近な存在となっています。遊びを通じて神社に親しむことで、自然と信仰心や地域への愛着が育まれます。

公園のような機能も持ち合わせることで、多世代が集まる場所として地域に貢献しているのです。

参拝時のマナーとお作法

基本的な参拝作法

神社参拝には基本的なマナーがあります。厳島神社を訪れる際も以下の作法を守りましょう:

1. 鳥居のくぐり方

  • 鳥居の前で一礼してからくぐる
  • 参道の中央は神様の通り道なので、端を歩く

2. 手水の作法

  • 右手で柄杓を持ち、左手を清める
  • 左手に持ち替えて、右手を清める
  • 再び右手に持ち替え、左手に水を受けて口をすすぐ
  • 最後に柄杓を立てて柄の部分を清める

3. 拝殿での参拝

  • 賽銭を静かに入れる
  • 鈴がある場合は鳴らす
  • 二拝二拍手一拝(2回深くお辞儀、2回拍手、1回深くお辞儀)

4. 境内での過ごし方

  • 静かに参拝する
  • 写真撮影は許可されている範囲で行う
  • ゴミは持ち帰る
  • 子どもが遊具で遊ぶ際も、神域であることを忘れずに

厳島神社で祈願できること

市杵島姫命の御神徳から、以下のような願い事に特に御利益があるとされています:

  • 交通安全:通勤・通学の安全祈願
  • 水難除け:水に関わる仕事や趣味の安全
  • 芸能上達:音楽、ダンス、演劇などの上達
  • 学業成就:弁才天としての知恵の御利益
  • 商売繁盛:事業の成功、金運向上
  • 家内安全:家族の健康と幸せ
  • 縁結び:良縁祈願

周辺の見どころ・施設

厳島神社を訪れた際、周辺にも立ち寄れるスポットがあります:

瓦木中学校周辺

神社のすぐ西側にある瓦木中学校周辺は、静かな住宅街が広がっています。昔ながらの西宮の街並みを感じることができます。

門戸厄神駅周辺

最寄駅である門戸厄神駅周辺には、商店街や飲食店があり、参拝後に立ち寄ることができます。特に門戸厄神(東光寺)は厄除けで有名な寺院で、合わせて参拝する方も多くいます。

厳島神社の魅力まとめ

兵庫県西宮市上之町390に鎮座する厳島神社は、以下のような魅力を持つ神社です:

歴史の深さ
寛永14年(1637年)以前から存在する400年近い歴史を持つ由緒ある神社です。

静かな環境
都市部にありながら、木々に囲まれた静かな境内で、ゆったりとした時間を過ごせます。

多様な御神徳
市杵島姫命の御神徳により、交通安全から芸能上達、縁結びまで幅広い願い事に対応しています。

地域に開かれた神社
遊具が設置されており、子どもたちも親しみやすい、地域コミュニティの中心的存在です。

穴場スポット
観光地として有名ではないため、混雑を避けて静かに参拝できる隠れた名所です。

訪問前に知っておきたいこと

社務所について

常駐の神職がいない可能性があるため、御朱印やお守りを希望される場合は事前に確認することをおすすめします。

駐車場について

境内の駐車スペースは限られているため、混雑時や長時間の滞在を予定している場合は、公共交通機関の利用や近隣のコインパーキングの利用を検討してください。

バリアフリー情報

境内は自然のままの地形を活かしているため、車椅子やベビーカーでの参拝には一部困難な箇所があるかもしれません。事前に確認されることをおすすめします。

おわりに

厳島神社(兵庫県西宮市上之町390)は、長い歴史を持ちながらも観光地化されていない、地域に根ざした神社です。荘厳な鳥居をくぐり、緑豊かな境内を歩けば、都会の喧騒を忘れてゆったりとした時間を過ごすことができます。

市杵島姫命の御神徳を授かりながら、静かな環境で心を整える。そんな贅沢な時間を提供してくれる厳島神社は、西宮市民だけでなく、遠方からの参拝者にとっても訪れる価値のある神社です。

門戸厄神駅から徒歩17分という距離は、散策を楽しみながら向かうのにちょうど良い距離です。西宮の街並みを感じながら、歴史ある厳島神社への参拝をぜひお楽しみください。

子どもからお年寄りまで、誰もが親しめる厳島神社。次の休日には、この穴場スポットを訪れてみてはいかがでしょうか。

地図

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