帯廣神社

帯廣神社
住所 〒080-0803 北海道帯広市東3条南2丁目1
公式サイト http://www.obihirojinja.jp/

帯廣神社完全ガイド|歴史・ご利益・花手水・シマエナガの見どころを徹底解説

北海道十勝地方の中心都市・帯広市に鎮座する帯廣神社は、開拓の歴史とともに歩んできた由緒ある神社です。縁結びや商売繁昌のご利益で知られるだけでなく、期間限定の美しい花手水や「雪の妖精」シマエナガが訪れる神社としても全国的に注目を集めています。

本記事では、帯廣神社の歴史から御祭神、ご利益、見どころ、授与品、アクセス情報まで、参拝前に知っておきたい情報を網羅的に解説します。

帯廣神社とは|北海道開拓とともに歩んだ歴史

創祀の歴史と晩成社

帯廣神社の歴史は、明治時代の北海道開拓に遡ります。明治16年(1883年)、静岡県松崎出身の依田勉三を中心とした開拓団体「晩成社」がオベリベリ(現在の帯広)に入植しました。

晩成社のメンバーたちは、厳しい自然環境の中で開拓を進めながら、明治18年(1885年)頃から祭礼(天王祭)を営むようになります。これが帯廣神社の創祀とされています。

現在地への遷座と社殿造営

明治42年(1909年)、社殿造営の議が起こり、町内会議において現在地に新たに神社を創立することが決定されました。明治43年(1910年)には札幌神社(現在の北海道神宮)よりご分霊を奉斎し、正式に帯廣神社として創建されました。

以来、帯廣神社は十勝・帯広地方の総鎮守として、地域の人々の信仰を集め続けています。旧社格は県社に列せられ、北海道開拓の歴史を今に伝える重要な神社として位置づけられています。

ご祭神|開拓三神のご神徳

帯廣神社には、北海道開拓にゆかりの深い三柱の神様、いわゆる「開拓三神」がお祀りされています。

大國魂神(おおくにたまのかみ)

北海道の国土そのものを神格化した神様で、大地を守護し、五穀豊穣や産業発展のご神徳があります。北海道の大地に根ざした暮らしを守護する神様として崇敬されています。

大那牟遲神(おおなむちのかみ)

出雲大社に祀られる大国主神(おおくにぬしのかみ)の別名です。国土経営・開拓の神として知られ、特に縁結び、商売繁昌、家内安全のご利益があります。「大黒さま」として親しまれ、福徳円満の神様として多くの参拝者が訪れます。

少彦名神(すくなひこなのかみ)

大那牟遲神とともに国造りを行った神様で、医薬・温泉・禁厭(まじない)の神として知られています。病気平癒や健康長寿のご利益があり、開拓時代の厳しい環境で人々の健康を守護する神様として信仰されてきました。

これら三柱の神様は、北海道の開拓という困難な事業を成し遂げた先人たちの精神的支柱となり、現代においても十勝・帯広地方の発展を見守り続けています。

帯廣神社の主なご利益

帯廣神社では、御祭神のご神徳により、以下のようなご利益を授かることができます。

  • 縁結び:大那牟遲神(大国主神)のご神徳により、良縁成就・恋愛成就
  • 商売繁昌:事業繁栄・商売繁盛・仕事運向上
  • 家内安全:家族の健康と安全、家庭円満
  • 開運招福:運気上昇・福徳円満
  • 五穀豊穣:農業・産業の発展
  • 病気平癒:健康長寿・病気回復
  • 交通安全:旅の安全・事故防止

特に縁結びと商売繁昌のご利益を求めて、道内外から多くの参拝者が訪れます。

帯廣神社のみどころ・おすすめスポット

期間限定の花手水|全国ランキング6位の美しさ

帯廣神社の最大の見どころの一つが、期間限定で公開される「花手水(はなちょうず)」です。北海道で最も早く花手水を取り入れた神社として知られ、全国の花手水ランキングで6位に選ばれるほどの美しさを誇ります。

手水舎の水盤に色とりどりの花々を浮かべた花手水は、SNS映えする撮影スポットとしても人気です。

公開時期(令和8年予定)

  • ゴールデンウィーク期間
  • 夏詣期間
  • 例祭期間中

年6回の期間限定公開となっているため、訪問時期を事前に確認することをおすすめします。季節ごとに異なる花々が使用され、訪れるたびに新しい美しさに出会えます。

雪の妖精シマエナガに会える神社

帯廣神社は「雪の妖精シマエナガが遊びにやってくる神社」として全国的に知られています。シマエナガは北海道に生息する小さな野鳥で、真っ白でふわふわとした愛らしい姿から「雪の妖精」と呼ばれ人気を集めています。

境内の豊かな自然環境がシマエナガをはじめとする野鳥たちの憩いの場となっており、特に冬季には高確率でシマエナガに出会えることから、バードウォッチングや野鳥写真愛好家の聖地となっています。

神社の公式Instagramアカウント(@obihirojinja)では、境内で撮影されたシマエナガや季節の野鳥、山野草の美しい写真が多数投稿されており、フォロワー数は14,000人を超えています。

おさんぽがてら参拝|健康的な神社参り

帯廣神社では「おさんぽがてら神社をお参り・お参りしながら神社を散さく」というキャッチコピーのもと、日々のお散歩を推奨しています。

境内は緑豊かで四季折々の自然を楽しめるため、健康維持と気分転換、そして明日への活力を養う場所として「お散歩参り」の普及を願っています。地域住民の憩いの場として、また観光客にとってはゆったりと帯広の自然を感じられるスポットとして親しまれています。

境内の見どころ

  • 本殿:開拓三神を祀る荘厳な社殿
  • 手水舎:期間限定で花手水が楽しめる
  • 社務所:御朱印やお守りを授与
  • 境内林:野鳥や山野草が観察できる自然豊かな環境

お守り・授与品|人気の授与品を紹介

シマエナガみくじ

帯廣神社で最も人気の高い授与品が「シマエナガみくじ」です。可愛らしいシマエナガのイラストや形をしたおみくじで、お土産としても喜ばれています。運勢を占うだけでなく、コレクションアイテムとしても人気です。

縁結び絵馬「かつらぶみ」

縁結びのご利益で知られる帯廣神社ならではの授与品が、縁結び絵馬「かつらぶみ」です。満月の日に特別な意味を持つとされ、令和8年の満月の日には特別な授与が行われる予定です。

良縁を願う方、恋愛成就を祈願する方に人気の絵馬で、境内の絵馬掛けには多くの願いが奉納されています。

各種お守り

  • 縁結び守:良縁・恋愛成就を願う方に
  • 商売繁昌守:事業繁栄・商売繁盛を祈願
  • 交通安全守:安全運転・旅の無事を願う
  • 健康守:病気平癒・健康長寿を祈願
  • 学業成就守:受験合格・学力向上を願う

その他、開運招福や家内安全など、様々な願意に応じたお守りが用意されています。

御朱印情報|参拝の記念に

帯廣神社では、参拝の記念として御朱印を授与しています。

御朱印受付時間:9:00〜16:30(社務所にて)

通常の御朱印のほか、季節限定や特別な行事の際には限定御朱印が授与されることもあります。御朱印帳を持参するか、神社でも御朱印帳を授与していただけます。

書き置きの御朱印も用意されているため、混雑時や時間がない場合でも安心です。

ご祈祷・出張祭事のご案内

帯廣神社では、人生の節目や様々な願意に応じたご祈祷を受け付けています。

主なご祈祷

  • 初宮詣(お宮参り):赤ちゃんの健やかな成長を祈願
  • 七五三詣:子どもの成長を感謝し、今後の健康を祈願
  • 厄除け・方位除け:厄年の災難除けや方位の災いを払う
  • 縁結び祈願:良縁成就・恋愛成就
  • 商売繁昌祈願:事業繁栄・商売繁盛
  • 家内安全祈願:家族の健康と安全
  • 交通安全祈願:車のお祓い・安全運転祈願
  • 合格祈願:受験合格・学業成就

出張祭事

神職が出向いて執り行う出張祭事も受け付けています。

  • 地鎮祭:建築工事の安全と建物の繁栄を祈願
  • 上棟祭:棟上げの際の安全祈願
  • 竣工祭:建物完成の奉告と末永い繁栄を祈願
  • 神棚祭:新しい神棚の奉斎
  • 安全祈願祭:工事や事業の安全を祈願

受付停止日時について

5月・6月は例祭や特別行事のため、ご祈祷・出張祭事の受付を停止する日時があります。この時期にご祈祷を希望される方は、事前に神社へお問い合わせいただくことをおすすめします。

お問い合わせ:0155-23-3955(受付時間:9:00〜16:30)

年中行事・例祭

帯廣神社では、一年を通じて様々な祭事・行事が執り行われます。

主な年中行事

  • 1月1日〜3日:初詣・歳旦祭
  • 2月3日:節分祭
  • 5月上旬:春季例祭(花手水公開)
  • 7月〜8月:夏詣(花手水公開)
  • 9月:秋季例祭(花手水公開)
  • 11月15日前後:七五三詣
  • 12月31日:大祓式・除夜祭

特に例祭期間中は多くの参拝者で賑わい、様々な奉納行事や催しが行われます。

春の帯広 桜とおやつのよりみち マップ

帯廣神社では、地域の魅力を発信する取り組みとして「春の帯広 桜とおやつのよりみち マップ」を配布しています。

このマップは、帯広市内の桜の名所や美味しいスイーツ店を紹介するもので、帯廣神社を起点に帯広観光を楽しむためのガイドとなっています。春の帯広観光の際には、ぜひ神社で入手してみてください。

基本情報・アクセス

所在地・連絡先

  • 住所:〒080-0803 北海道帯広市東3条南2丁目1番地
  • 電話番号:0155-23-3955
  • 受付時間:9:00〜16:30
  • 参拝時間:終日可能(社務所は9:00〜17:00)
  • 公式サイト:https://www.obihirojinja.jp/
  • Instagram:@obihirojinja

アクセス方法

電車・バスでのアクセス
  • JR帯広駅から
  • 十勝バス「東3条6丁目」下車、徒歩約7分
  • タクシーで約10分
  • 徒歩の場合は約20分
車でのアクセス
  • JR帯広駅から:約10分
  • とかち帯広空港から:約40分
  • 道東自動車道 音更帯広ICから:約15分

駐車場

参拝者用の駐車場が完備されています。初詣や例祭などの混雑時には臨時駐車場も開設されますが、公共交通機関の利用もご検討ください。

周辺の観光スポット

帯廣神社周辺には、帯広市の中心部として様々な観光スポットがあります。

  • 帯広競馬場(ばんえい十勝):世界で唯一のばんえい競馬
  • 六花亭本店:北海道を代表する菓子メーカーの本店
  • 北の屋台:帯広名物の屋台村
  • 帯広百年記念館:十勝の歴史と自然を学べる博物館
  • 緑ヶ丘公園:広大な都市公園で桜の名所

神社参拝とあわせて、帯広の魅力を存分に楽しむことができます。

参拝のマナーと作法

基本的な参拝作法

  1. 鳥居をくぐる前に一礼:神域に入る前の礼儀として
  2. 参道は端を歩く:中央は神様の通り道とされています
  3. 手水舎で清める
  • 右手で柄杓を持ち、左手を清める
  • 左手に持ち替えて右手を清める
  • 再び右手に持ち替え、左手に水を受けて口をすすぐ
  • もう一度左手を清める
  • 柄杓を立てて柄の部分を清める
  1. 拝殿での参拝
  • 賽銭を静かに入れる
  • 鈴を鳴らす(ある場合)
  • 二礼二拍手一礼
  1. 境内では静かに:神聖な場所であることを意識して

写真撮影について

境内での写真撮影は基本的に可能ですが、本殿内部や祭事中の撮影は控えましょう。他の参拝者の迷惑にならないよう配慮し、三脚の使用などは事前に確認することをおすすめします。

シマエナガなど野鳥の撮影をする際は、野鳥を驚かせないよう静かに行動し、餌付けなどは絶対に行わないようにしてください。

帯廣神社の魅力を満喫するために

帯廣神社は、北海道開拓の歴史を今に伝える由緒ある神社でありながら、花手水やシマエナガといった現代的な魅力も兼ね備えた、訪れる価値の高い神社です。

縁結びや商売繁昌などのご利益を授かるだけでなく、四季折々の自然を楽しみ、「おさんぽがてら」の気軽な参拝で心身をリフレッシュすることができます。

帯広を訪れた際には、ぜひ帯廣神社に足を運び、十勝の大地に根ざした信仰の場で、心静かなひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。花手水の公開時期やシマエナガの出現情報は、公式サイトやInstagramで随時更新されていますので、訪問前にチェックすることをおすすめします。

開拓三神のご加護のもと、皆様の願いが成就されることを心よりお祈り申し上げます。

地図

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