日光二荒山神社

日光二荒山神社
住所 〒321-1431 栃木県日光市山内2307
電話 +81 288-54-0535
公式サイト http://www.futarasan.jp/

日光二荒山神社とは

日光二荒山神社(にっこうふたらさんじんじゃ)は、栃木県日光市に鎮座する神社で、日光山信仰の中心として1200年以上の歴史を誇ります。男体山(標高2,486m)を御神体とし、本社・中宮祠・奥宮の三社で構成される独特の形態を持ちます。

歴史と由緒

創建は782年(天応2年)、勝道上人が男体山の登頂に成功し、山頂に奥宮を建立したことに始まります。平安時代には朝廷の崇敬を受け、鎌倉時代以降は武家の信仰も集めました。江戸時代には徳川家康を祀る日光東照宮とともに発展し、現在では東照宮・輪王寺とあわせて「日光の社寺」として世界遺産に登録されています。

主祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)、田心姫命(たごりひめのみこと)、味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)の三柱で、家内安全・縁結び・開運招福の神として信仰されています。

境内の見どころ

本社(日光市内)

日光市街地に位置する本社は、日常的な参拝の中心地です。

神門と拝殿
朱塗りの美しい神門をくぐると、重厚な拝殿が現れます。江戸時代の建築様式を今に伝える貴重な建造物です。

神苑(しんえん)
境内奥には有料の神苑があり、日光連山を借景とした庭園や、樹齢数百年の御神木を拝観できます。特に「縁結びの笹」は、良縁を願う参拝者に人気のスポットです。

二荒霊泉(ふたられいせん)
境内から湧き出る霊水で、「知恵の水」「若水」として親しまれています。飲用も可能で、ペットボトルでの持ち帰りもできます。

中宮祠(中禅寺湖畔)

中禅寺湖のほとりに建つ中宮祠は、男体山登拝の起点となる重要な拠点です。湖と山の絶景を望む立地で、春の新緑、秋の紅葉の時期は特に美しい景観が楽しめます。

奥宮(男体山山頂)

標高2,486mの男体山頂上に鎮座する奥宮は、登山者のみが参拝できる特別な聖地です。登拝期間は例年5月上旬から10月下旬まで。登山口は中宮祠にあり、往復約8時間の本格的な登山となります。

参拝のポイント

参拝の作法

  1. 手水舎で清める: 右手で柄杓を持ち左手を清め、左手に持ち替えて右手を清めます。再び右手に持ち替え、左手に水を受けて口をすすぎ、最後に柄杓を立てて柄を清めます。
  1. 拝殿での参拝: 二礼二拍手一礼が基本です。賽銭を入れ、鈴を鳴らしてから深く二度礼をし、胸の高さで二度拍手、最後に一度深く礼をします。
  1. 御朱印: 本社・中宮祠・奥宮それぞれで異なる御朱印をいただけます。奥宮の御朱印は登頂の証として特に人気があります。

おすすめの参拝ルート

半日コース: 本社のみ参拝(所要1〜2時間)
日光東照宮とあわせて参拝するのが一般的です。

一日コース: 本社→中宮祠(所要4〜5時間)
いろは坂をドライブし、中禅寺湖観光と組み合わせるプランが人気です。

登山コース: 中宮祠→奥宮登拝(所要8〜10時間)
体力と登山装備が必要ですが、山頂からの絶景と達成感は格別です。

ご利益と信仰

主なご利益

縁結び: 主祭神の大己貴命は出雲大社の祭神でもあり、縁結びの神として広く信仰されています。恋愛成就だけでなく、仕事や人間関係全般の良縁を授けるとされます。

開運招福: 男体山の強力な山岳信仰と結びつき、人生全般の開運・厄除けのご利益があるとされています。

家内安全: 家族の健康と幸せを守る神として、古くから地域の人々に信仰されてきました。

特別な祈願

毎年4月13日〜17日の「弥生祭」、8月1日〜7日の「男体山登拝祭」など、年間を通じて様々な祭事が執り行われます。特に弥生祭は日光三大祭の一つで、1200年以上の歴史を持つ重要な神事です。

アクセス情報

本社へのアクセス

電車の場合

  • JR日光駅または東武日光駅から徒歩約25分
  • 駅前から東武バス「世界遺産めぐり」バスで「西参道」下車、徒歩3分(所要約10分)
  • 東武日光駅からタクシーで約5分

車の場合

  • 日光宇都宮道路「日光IC」から約2km(約5分)
  • 駐車場: 有料駐車場あり(普通車50台程度、1回500円)

中宮祠へのアクセス

電車・バスの場合

  • JR日光駅または東武日光駅から東武バス「中禅寺温泉」または「湯元温泉」行きで約45分、「二荒山神社中宮祠」下車すぐ
  • バス料金: 片道1,300円程度

車の場合

  • 日光宇都宮道路「日光IC」から約20km(いろは坂経由、約40分)
  • 駐車場: 無料駐車場あり(約30台)

奥宮へのアクセス

中宮祠から登山道を利用。登拝期間は5月上旬〜10月下旬。登拝料500円。往復約8時間、標高差約1,200m。登山届の提出が推奨されます。

拝観情報

拝観時間

  • 本社: 4月〜10月 8:00〜17:00、11月〜3月 9:00〜16:00
  • 中宮祠: 8:00〜17:00(季節により変動あり)
  • 奥宮: 登拝期間中のみ(5月上旬〜10月下旬)

拝観料

  • 本社境内: 無料(神苑は200円)
  • 中宮祠: 無料
  • 奥宮登拝料: 500円

問い合わせ
日光二荒山神社社務所
TEL: 0288-54-0535
公式サイト: https://www.futarasan.jp/

周辺の観光スポット

  • 日光東照宮: 徒歩5分、徳川家康を祀る豪華絢爛な世界遺産
  • 日光山輪王寺: 徒歩10分、天台宗の門跡寺院
  • 神橋: 徒歩15分、日光を象徴する朱塗りの美しい橋
  • 中禅寺湖: 中宮祠すぐ、標高1,269mの美しい湖
  • 華厳の滝: 中宮祠から車で5分、日本三名瀑の一つ

地図

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