平塚神社(東京都北区)

平塚神社(東京都北区)
創建年 (西暦) 1118
住所 〒114-0016 東京都北区上中里1丁目47−1
公式サイト http://hiratsuka-jinja.or.jp/

平塚神社(東京都北区)完全ガイド|源義家ゆかりの勝運パワースポット

東京都北区上中里に鎮座する平塚神社は、平安時代末期の武将・源義家(八幡太郎義家)とその兄弟を祀る由緒ある神社です。JR上中里駅から徒歩わずか2分という好立地ながら、静かな境内で歴史の重みを感じられる都内有数のパワースポットとして知られています。

本記事では、平塚神社の歴史や御祭神、御朱印情報、境内の見どころ、アクセス方法まで詳しくご紹介します。

平塚神社とは

平塚神社(ひらつかじんじゃ)は、東京都北区上中里1-47-1に位置する神社で、旧社格は郷社です。源義家(八幡太郎)、源義綱(賀茂次郎)、源義光(新羅三郎)の源氏三兄弟を主祭神として祀り、豊島近義命も合祀されています。

「武略神に通じ、騎射神の如し」と謳われた平安末期の英雄・源義家公の鎧が埋められた甲冑塚があることから、勝運や武運のご利益があるとされ、受験生やスポーツ選手、ビジネスパーソンなど多くの参拝者が訪れます。

御祭神

  • 源義家命(八幡太郎義家):平安時代後期の武将、源頼朝の祖父にあたる
  • 源義綱命(賀茂次郎義綱):義家の弟
  • 源義光命(新羅三郎義光):義家の弟、甲斐源氏の祖
  • 豊島近義命:豊島氏の領主

社格と基本情報

  • 社格:旧郷社
  • 例大祭:9月14日・15日
  • 所在地:〒114-0016 東京都北区上中里1-47-1
  • 最寄り駅:JR京浜東北線「上中里駅」徒歩2分、東京メトロ南北線「西ヶ原駅」徒歩3分、JR山手線「駒込駅」徒歩12分

歴史

創建の由来

平塚神社の創建は平安時代後期の元永年中(1118年~1120年)とされています。元禄5年(1692年)に編纂された『平塚明神并別当城官寺縁起絵巻』によれば、源義家が奥州征伐(後三年の役)からの凱旋途中、この地を訪れた際の出来事が起源となっています。

義家は当時この地を治めていた豊島太郎近義に対し、功績を讃えて鎧一領を下賜しました。近義はこの鎧を清浄な地に埋め、その上に塚を築いて自らの城の鎮守としたのが平塚神社の始まりとされています。

この塚は「甲冑塚」と呼ばれ、あまり高さがなかったことから「平塚」と称されました。これが神社名の由来となっています。

平塚城との関係

平塚神社が鎮座する場所は、かつて豊島氏の居城であった平塚城があった地とされています。豊島氏は平安時代から室町時代にかけて武蔵国豊島郡を支配した豪族で、この地の高台という地形を利用して要害を築きました。

一説には、平安時代に豊島郡の郡衙(郡役所)がこの地にあったとも伝えられています。また、豊島氏の支族である滝野川氏の居館・滝野川城があった場所とする説もあり、中世においては戦略的要衝であったことがうかがえます。

江戸時代以降

江戸時代には「平塚三所大明神」「平塚明神」と称され、平塚郷の鎮守として信仰を集めました。徳川家光も参詣に訪れたと伝えられており、江戸幕府からも重視されていたことがわかります。

明治時代の神仏分離により、別当寺であった城官寺との関係が断たれ、近代社格制度のもとで郷社に列せられました。戦後は宗教法人として現在に至っています。

北区立滝野川小学校の「滝小音頭」の歌詞にも平塚神社が登場するなど、地域に深く根ざした神社として親しまれています。

境内の見どころ

社殿

平塚神社の社殿は、上中里駅から蝉坂と石段を上った高台に位置しています。駅から徒歩2分という近さとは思えないほど、境内は静寂に包まれています。

拝殿は木造の伝統的な造りで、参拝者を温かく迎え入れる雰囲気があります。秋には境内の銀杏が黄色く色づき、落葉が美しい景観を作り出します。

甲冑塚

拝殿の裏手には、源義家公の鎧が埋められているという甲冑塚があります。この塚は現在非公開となっていますが、平塚神社の最も重要な史跡であり、神社名の由来となった場所です。

「平塚」という名称は、この塚があまり高くなかったことに由来しており、神社の歴史を今に伝える貴重な遺構となっています。

境内社

平塚神社には複数の境内社が祀られています。

稲荷神社

境内には2つの稲荷社が並んで鎮座しています。左側が「御料稲荷神社」、右側が「大門先元稲荷神社」で、商売繁盛や五穀豊穣のご利益があるとされています。

菅原神社

学問の神様として知られる菅原道真公を祀る菅原神社も境内にあります。受験生や学業成就を祈願する参拝者が多く訪れます。源義家公の勝運のご利益と合わせて、試験合格を祈願する方に人気のスポットです。

御朱印・御朱印帳

平塚神社では御朱印をいただくことができます。社務所で対応していただけますが、参拝時間や授与時間については事前に確認することをおすすめします。

近隣には七社神社など、御朱印をいただける神社が複数あるため、北区の神社巡りの一環として訪れる参拝者も多く見られます。

御朱印帳や各種お守り、絵馬なども授与されており、勝運や武運にちなんだ授与品が人気です。

ご利益・パワースポットとしての魅力

平塚神社は「勝運のパワースポット」として広く知られています。

主なご利益

  • 勝運・武運:源義家公の武勇にあやかった勝負運
  • 学業成就:菅原神社との相乗効果
  • 健康祈願:源氏三兄弟の強健さにちなむ
  • 商売繁盛:境内稲荷社のご利益
  • 家内安全:地域の鎮守としての信仰

受験やスポーツの試合、ビジネスの商談など、勝負事を控えた方々が多く参拝に訪れます。源義家は「武略神に通じ、騎射神の如し」と称された武将であり、その武勇と知略にあやかろうとする信仰が今も続いています。

アクセス・交通情報

電車でのアクセス

平塚神社は都内でも特にアクセスの良い神社の一つです。

  • JR京浜東北線「上中里駅」:徒歩2分(最寄り駅、駅から直線距離約79m)
  • 東京メトロ南北線「西ヶ原駅」:徒歩3分
  • JR山手線「駒込駅」:徒歩12分

上中里駅を利用するのが最も便利で、駅を出てすぐに神社の参道が見えます。蝉坂と呼ばれる坂道と石段を上ると境内に到着します。

周辺施設

平塚神社の周辺には以下のような施設があります。

  • 滝野川公園:神社から徒歩圏内の公園
  • 北区立滝野川小学校:「滝小音頭」に平塚神社が登場
  • 七社神社:近隣の神社、御朱印巡りに最適

上中里駅から滝野川公園に向かう途中に平塚神社があるため、散策コースとして訪れる方も多くいます。

例大祭・年中行事

平塚神社の例大祭は毎年9月14日・15日に執り行われます。例大祭では宮神輿の渡御が行われ(渡御の実施は年により異なる)、地域の氏子や参拝者で賑わいます。

江戸時代から続く伝統的な祭礼で、上中里地域の重要な年中行事として親しまれています。

参拝のポイント

参拝時の注意点

  • 境内は静かな環境を保っているため、騒がしくせず静粛に参拝しましょう
  • 甲冑塚は非公開のため、拝殿からお参りする形となります
  • 写真撮影は可能ですが、他の参拝者への配慮を忘れずに

おすすめの参拝時間

平日の午前中は比較的参拝者が少なく、ゆっくりと参拝できます。秋の銀杏が色づく時期(11月頃)は特に美しい景観を楽しめるため、紅葉シーズンの訪問もおすすめです。

近隣の神社・お寺

平塚神社の周辺には、以下のような神社仏閣があります。

  • 七社神社:御朱印をいただける神社として人気
  • 西ヶ原周辺の寺社:東京メトロ南北線沿線の寺社巡りが可能

北区エリアの神社巡りの一環として、複数の神社を訪れる参拝者も多く見られます。

まとめ

平塚神社は、源義家という日本史上の英雄ゆかりの地として、また勝運のパワースポットとして、多くの参拝者に親しまれています。都心からのアクセスが良好でありながら、静かで落ち着いた雰囲気の中で参拝できる貴重な神社です。

豊島氏の居城跡という歴史的背景、甲冑塚という独特の由緒、そして源氏三兄弟を祀るという珍しい祭神構成など、歴史好きにとっても興味深い要素が満載です。

受験や試合、商談などの勝負事を控えている方はもちろん、東京都北区の歴史や文化に触れたい方、静かな神社で心を落ち着けたい方にもおすすめの神社です。上中里駅からすぐという立地を活かして、ぜひ一度参拝してみてはいかがでしょうか。

地図

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近隣の神社仏閣