浅草神社とは
浅草神社(あさくさじんじゃ)は、東京都台東区浅草に鎮座する神社で、正式名称を「三社様(さんじゃさま)」とも呼ばれています。1649年(慶安2年)に創建され、浅草寺の本堂東側に隣接しています。
御祭神と由緒
浅草神社は、浅草寺創建に関わった三人の人物を御祭神として祀っています。
- 土師真中知命(はじのまつちのみこと):浅草寺の本尊である聖観音像を祀った人物
- 檜前浜成命(ひのくまのはまなりのみこと):隅田川で観音像を発見した漁師兄弟の兄
- 檜前竹成命(ひのくまのたけなりのみこと):同じく漁師兄弟の弟
この三柱を祀ることから「三社権現」「三社様」と呼ばれ、地域の人々に親しまれています。
参拝のポイント
社殿の見どころ
現在の社殿は1649年に徳川家光によって造営されたもので、国の重要文化財に指定されています。権現造りの様式で、江戸初期の建築技術を今に伝える貴重な建造物です。本殿、幣殿、拝殿が一体となった構造が特徴的です。
参拝作法
- 鳥居をくぐる前に一礼
- 手水舎で心身を清める
- 拝殿前で「二拝二拍手一拝」の作法で参拝
- おみくじや御朱印は社務所で受けられます
御朱印と授与品
通常の御朱印のほか、三社祭期間中には特別な御朱印が授与されます。お守りは縁結び、商売繁盛、厄除けなど種類が豊富です。
三社祭について
祭りの概要
毎年5月の第3週末(金・土・日)に開催される三社祭は、江戸三大祭の一つに数えられ、約180万人の人出で賑わいます。正式名称は「浅草神社例大祭」です。
見どころ
- 金曜日:名物「大行列」が浅草の街を練り歩く
- 土曜日:町内神輿約100基が浅草一帯を渡御
- 日曜日:本社神輿三基が早朝から深夜まで各町内を巡行
特に日曜日の本社神輿渡御は圧巻で、担ぎ手たちの熱気と掛け声が浅草の街を包みます。
ご利益
浅草神社では以下のようなご利益があるとされています。
- 縁結び:三柱の神様の強い絆から、良縁成就
- 商売繁盛:漁師であった御祭神にちなみ、商いの成功
- 家内安全:地域を守る氏神様として、家族の安泰
- 厄除け・開運:江戸時代から続く厄除けの霊験
特に被官稲荷神社(境内社)は、新門辰五郎が信仰したことから「出世・開運」のご利益で知られています。
アクセス
電車でのアクセス
- 東京メトロ銀座線:浅草駅から徒歩7分
- 都営地下鉄浅草線:浅草駅から徒歩7分
- 東武スカイツリーライン:浅草駅から徒歩7分
- つくばエクスプレス:浅草駅から徒歩10分
浅草寺の雷門から入り、本堂の東側(向かって左側)に位置しています。
参拝時間・拝観料
- 参拝時間:境内自由(社務所は9:00〜16:30頃)
- 拝観料:無料
- 住所:東京都台東区浅草2-3-1
浅草寺とあわせて参拝する方が多く、浅草観光の定番コースとなっています。三社祭の時期は特に混雑するため、ゆっくり参拝したい方は平日がおすすめです。
